地区世話人
道守長崎会議代表 地区世話人 牧 圭子
道守長崎会議事務局長 「NPO法人道守長崎」理事長 山本正治
道守活動の経緯
長崎地区では、初代代表世話人の阿野史子(故人)の呼びかけにより、平成15年9月に「ルート34ワークショップ実行委員会」が発足しました。
国道34号の蛍茶屋から県庁までの区間及び周辺道路の利用形態・管理・整備等について、市民の意見を聴取し、イベントやワークショップにより道について考えるきっかけづくりを進め、幅広い視点から議論しながら、道路整備のあり方を官民協働で進めていけるよう市民の意識高揚と管理への関心を持ってもらうことからはじめました。
具体的には、市民へのアンケート調査を実施するほか、地域を巻き込んだフィールドワークの一環として「花いっぱい運動」や「親子道路探検隊」などのイベントを実施しました。
これが長崎地区における「道守」のスタートといえるのではないかと思います。
その成果の一つとして、馬町交差点の地下歩道のあり方を具体的に考え、再整備するために「うまちかプロジェクト」が始まりました。馬町交差点は国道34号と西山バイパス〜長崎バイパスにつながる道路が交差する位置にあり、有数の交通の要所として知られています。しかしながら、その交差点の地下歩道は老朽化が進み、安心安全な道とは言えない状態でした。そこで国土交通省長崎河川国道事務所と地元新大工商店街の青年部が協力して、すぐに実行できるリニューアル対策を検討、地下道のパネルの入れ替えで明るくきれいな雰囲気に変わり、周辺の花壇の植栽など美化活動にも取り組むようになりました。
2006年(平成18年)道守九州会議交流会2006「みちづくしin長崎」を開催 九州各県から約400名が参加。
テーマ:まち歩き ”道”の役割を再確認
期 日:2006年(平成18年)10月27日(金)、28日(土)
場 所:長崎ブリックホール国際会議場 懇親会はグラバー園で大いに盛り上がりました。
2013年(平成25年)道守九州会議交流会2013「みちづくしin長崎」を開催 九州各県から約400名が参加。
テーマ:道守活動10年 新たな出発へ 「人と道との新たな絆」
期 日:2013年(平成25年)11月1日(金)、2日(土)
場 所:長崎港松が枝国際ターミナルホール 懇親会は前回同様グラバー園
2017年(平成29年)道守長崎会議・長崎地区交流会を開催
期 日:
場 所:セントヒル長崎
道守活動の主な構成団体等
NPO法人長崎道守平成21年結成
平成21年7月 長崎街道を活かしたまちづくりシンポジウムを開催
テーマ;国道34号道路空間改善に向けて
平成21年12月 花いっぱい&X’masストリートプロジェクトin新大工を開催
(新大工商店街振興組合、長崎河川国道事務所と共催)
長崎大学工学部インフラ長寿命化センター
長崎県と連携して道の維持管理とそれに関連した技術の習得を目的とした人材要請のための教育プログラム「道守養成ユニット」を立ち上げ、道守補助員の育成を行っている。
県内各地の道守が研修等で習得した専門的な地域、技術を地域のボランティア活動の中で生かしながら道路の安全性や、異状、危険箇所のチェックなどを行っている。
ロード・スターズ(代表 福田伸宏氏)平成16年結成
道路建設に携わる建設業の社員50名で平成16年3月に結成
長崎市役所から諏訪神社下までの歩道及び植栽帯の清掃活動を行っています。日頃の仕事では上司・部下の関係があったりもしますが、清掃活動となるとみんな一致団結。ともに汗をかき、ゴミを集めたり、雑草をとったり、無理なくできることを楽しく、和気あいあいとやっています。
竹友会(代表 川原治美氏)
地域の環境美化に少しでも役に立ちたい。そんな思いで、国道34号の田中町から宿町にかけての歩道や道路公演のごみ拾いを始め、現在は植え込み部分の除草作業、歩道と車道の危険箇所や破損箇所の点検を行いながら、年4回の清掃活動を行っています。
長崎花愛育会
桜馬場ふれあいセンター前の花壇の花植え、清掃などの管理をしています。
地区道守の特徴的な取り組み
「NPO道守長崎としての花植え活動」
- 長崎ならではのイベントである長崎くんちの前には、お下り、お上りのコースにもなる馬町交差点の花植え活動を実施しています。
- 長崎の東山手・南山手地区の祭りとして定着した居留地まつりの前に、祭りのメイン会場になる四海楼前の市道の花植え活動にも取り組み始めました。
「道守養成ユニットの会」の活動
2022年5月20日の道守長崎会議総会で、「道守養成ユニットの会」会長の吉川國夫氏から紹介していただいた活動報告を、ご了解をいただいて掲載します。掲載にあたっては、パワーポイントのデータをPNGイメージに変換しています。(全部で28葉の資料となっています)