西海地区の谷口雅樹さんが新聞で大きく紹介されました
新聞でお読みになった方もたくさんいらっしゃると思いますが、道守長崎会議の、西海地区・大島で田口副代表と共に道守活動の中心的役割を担っている谷口雅樹さんが、長崎新聞(他の新聞にも紹介されたそうですが)に大きく紹介されました。
その内容は、農林水産省と47都道府県が共同しながら合同企画として進めている「食から日本を考える NIPPON FOOD SHIFT」の長崎県版として、『農園「元気やさい雅」/谷口雅樹さん』が一面全部を使った写真と記事で、10日付の長崎新聞14面に載っています。
記事の内容も素晴らしいので、写真の下の記事の部分をあらためて書き起こしておきましたので、どうぞ最後までお読みください。
長崎県から、ニッポン フード シフト。
おいしい有機野菜を届けたい
かつては炭鉱で栄え現在、造船業が基幹産業の長崎県西海市大島町。市本土と島を結ぶ大島大橋を渡って約10分ほどのところに谷口雅樹さんが耕す農園があります。廃校になった小学校の運動場を市から借り受けた地元のボランティア団体「環境美化を考える会」の田口昭子代表が中心となり活用しています。町内の家庭や造船所寮の食堂などから出る生ごみを発酵させた「ぼかし」と呼ばれる堆肥を使った無農薬・有機野菜を生産しています。原点は卒業を控えた時期。地元の農業高校で食品流通を学んでいた谷口さん。「就農したい。でも果たして生計を立てることができるだろうか」ー。不安を抱いていた時に知人を介して田口代表と出会います。生ごみから安全でおいしい野菜ができる循環型の農業に魅力を感じ、高校卒業と同時に「1年目は勉強」と就農しました。種をまくタイミング、肥料の分量、雑草を取る時期など、野菜づくりは品種によって条件はさまざま。どれも細かく目配りしなければ、納得できるおいしい野菜はできないといいます。就農から8年目を迎え現在は、作業長として農園を支えるまでに成長した谷口さん。農園で取れた野菜は、野菜嫌いの子どもも文句を言わずに食べると、直売所や地元スーパーでも人気。もっと多くの人に届けたいと、電子商取引(EC)サイトでの販売にも取り組み始め、手応えを感じているといいます。「本当においしい」ー。その言葉を励みにしながら、日々野菜づくりに向き合っています。
・・・以下省略