第19回 道守長崎会議・総会が開催されました
令和6年度の道守長崎会議総会が5月24日(金)、長崎商工会館2階ホールで開催されました。前回、前々回はコロナ禍の中での会議ということもあり、ホールでの会議に加えて、Zoomを活用した形での開催でしたが、今回は従来の集会形式で開催されました。
総会は、議事に先立って、毎回恒例となっている基調講演を、長崎大学名誉教授の松田浩教授にお願いし、「地域の道をだれがいかに守っていくか!ーインフラをみんなで守る道守制度ー」という演題でお話ししていただきました。
松田先生は、長崎大学工学部インフラ長寿命化センター長を兼務されていた2008年度に、”道守”養成ユニットを立ち上げられた経験から、道守長崎会議との関連についての考え方など、専門的で、やや難しいお話ではありましたが興味深い講演をしていただきました。
その後、代表世話人の牧圭子代表の開会挨拶、長崎河川国道事務所副所長の小辻秀俊氏からの挨拶をお受けし、議事を進行しました。
議案審議では、「代表世話人等の選任について」が議題とされ、規約別表の「令和6年度 代表世話人等の組織(案)」が承認され、新しい組織体制が決定しました。
具体的には、
(1)牧代表世話人が県外転出をされている現状から、代表を続けることができないとのことで、新代表世話人に、松田浩長崎大学名誉教授が就任しました。
(2)牧代表世話人が兼務されていた長崎地区世話人に、椎木恭二氏(NPO道守長崎)が就任しました。
(3)新しく世話人に、後藤泰浩氏(株式会社大島造船所)が就任しました。
(4)参与として、長崎県道路維持課長の田崎智氏に就任していただきました。
(5)事務局長として、山本正治氏に代わり田中要氏(NPO道守長崎)が、新しい事務局員に丸石英巳氏(株式会社荒木組)、御厨羽美氏(長崎河川国道事務所計画課)が就任しました。
議案審議の後、島原地区世話人の荒木光義氏から島原地区交流会の報告をしていただきました。
また、活動紹介では、
・渋谷香奈世話人から佐世保市の「愛宕市イベントゴミ回収ボランティア活動記録」
・村里静則世話人から長崎県内の日本風景街道(ながさきサンセットロード、島原半島うみやま街道)の取り組み状況
について、紹介していただきました。
最後に、田中事務局長から令和6年度活動(案)について提案があり、全会一致で承認・決定しました。新組織と令和6年度活動については、以下のリンクからご覧ください。
道守長崎会議のページ
(組織と令和6年度活動)
総会後の懇親会で、長く代表世話人として道守長崎会議に多大なご貢献をされました牧圭子前代表に花束と記念品を贈呈いたしました。
牧代表、長い間おつかれさまでした、そして、ありがとうございました。